様々な実験的創作活動に用いられる多目的な構造体である。タグボートに曳航されて都市から郊外へと移動するパビリオンの上では、祝祭的なミュージカルから静謐な詩の朗読まで、幅広い活動が展開されている。浮かぶステージ、そしてその上の二重螺旋のフレームからなる形態は、地面に固定された建造物とは異なり、移動するにしたがって様々なイメージを喚起させ、同時に場のイメージをも変容させていく。
所在地: | オランダ フローニンゲン |
完成年: | 1996 |
用途: | 多目的船上パビリオン |
主要構造: | [パビリオン]鉄骨造 [船]鉄筋コンクリート造 |
建築面積: | 150m² |
延床面積: | 150m² |
構造設計: | SDG構造設計集団 |